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【2017年7月】7月


7月

 

2017年7月 くまもと心療病院 理事長・院長 荒木 邦生

 

 九州北部の福岡と大分を中心に集中豪雨で大きな被害が出た。ニュースでは何十年に一度の危険性が差し迫っているという報道がなされていた。


 我々は昨年熊本地震で百年に一度と言われる災害を経験したが、今度は近隣で何十年に一度の災害。最近何十年や百年が多くなっている気がする。今後我々は災害と災害の間に、次に起きるだろう災害に備えながら生活しなければならない。地球温暖化が今回の災害に関係しているかどうかはわからないが、災害がコントロールできないものであるとするなら、我々はリスクが低い場所でリスクの低い生活をしなければならないことになる。


 ところで戦争や紛争、テロリズムという危険も迫っているような気がする。アメリカの指導者が変わった今年から一挙に現実味が帯びてきた。


 これは天災と違い人間が起こすものである。歴史的に人間は同じ過ちを繰り返す生き物ではあるが、経験と知恵で人が進化していることを是非に証明してほしいものである。今すぐ解決できなくてもリスクを軽減して、子や孫の世代に大きなリスクを背負わせることの無いようにしたいものだし、それが我々の責任だと思っている。

 

院外広報誌「りぶれ」Vol.51 夏号 より