くまもと心療病院

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院長コラム


2021年 新年

 

2021年1月 くまもと心療病院 理事長・院長 荒木 邦生

 

 まさしくコロナ新年である。1月4日に認知症治療病棟に入院され、1月7日から発熱された患者さまから1月8日にコロナ抗原陽性、1月9日にPCR陽性の結果が出た。コロナ感染患者さまは指定病院に転院。当該病棟に入院中の患者様全員のPCR検査を実施したが全員陰性、関係している職員全員のPCR検査も行い全員陰性であった。現在当該病棟は入退院を停止し、ゾーニングを行いながら発熱者に対応しているが、当分緊張は緩められない。

 日本政府の対策の遅れと弱さが際立っている。政治家はこんな時でも選挙の票読みをしているのか。力が弱くなった医師会票よりも経済団体票が圧倒的に強いことが政策に反映している。病院としてはコロナの防御も大事だが、市中感染が広がってしまった今は病院に入ってきた後をいかに軽症で済ますか、つまりダメージ・コントロールがより重要と考えている。

 当院の新築工事も本体は残すところあと2ヵ月。備品を搬入し4月末からの連休に引っ越し、5月から旧病棟の解体を予定している。とにかく慌ただしい。コロナだけではなく何事も走りながら考えるしかない。

 

院外広報誌「りふれ」Vol.65 新春号 より

 


 

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